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車のセラミックコーティングの評判は?

2022年9月10日9月 21st, 2022Advice & Tips

近年、車好きの方の間で評判を集めている「セラミックコーティング(ナノセラミックコーティング)」。セラミックコーティングは、従来のガラスコーティングより優れたコーティングであるとして、カーディテイリング専門店やカーコーティング業者で積極的に施工メニューに採用されています。セラミックコーティングと一口に言っても非常に多くの種類が存在するため、選ぶ基準やどのような効果があるか分からない方も多くいらっしゃると思います。そこで当コラムでは、セラミックコーティングに関する評判、口コミをご紹介します。

著者情報

Gtechniq

ジーテクニックは、2001年にイギリスの量子物理学者によって設立された自動車用セラミックコーティングを主軸としたカーケアメーカーです。
カーディテイリングの本番でアメリカ、ヨーロッパを中心に50ヵ国以上に展開しており、特に競争の激しいイギリスのハイエンド市場では50%以上のシェアを誇っています。

ジーテクニックは、2001年にイギリスの量子物理学者によって設立された自動車用セラミックコーティングを主軸としたカーケアメーカーです。
カーディテイリングの本番でアメリカ、ヨーロッパを中心に50ヵ国以上に展開しており、特に競争の激しいイギリスのハイエンド市場では50%以上のシェアを誇っています。

セラミックコーティングとガラスコーティングの違いは?

セラミックコーティングとガラスコーティングの成分に焦点を当てると、どちらも主成分は二酸化ケイ素(SiO2)となりますが、海外製のコーティングを「セラミックコーティング」、国産のコーティングを「ガラスコーティング」と分類するのが本来の正しい意味合いになります。
大きな違いとしては、セラミックコーティングは海外製ということで、輸入車の塗装を基準に製品開発がされていることから、特に輸入車との相性が良いのが特徴です。
ただし、近年では国産のガラスコーティングをよりプレミアム感を演出するために、セラミックコーティングと称して販売している場合もありますので、それぞれの定義が非常に曖昧になってしまっているのが現状です。

より詳しい関連記事はこちら:【2022年最新】セラミックコーティングとは?効果・耐久性・施工費用を解説

セラミックコーティングとガラスコーティングの性能比較

持続性 耐薬品能性 防汚性(汚れづらさ) 撥水性 被膜の厚さ
セラミックコーティング 2~6年 0.5~1.5μ
ガラスコーティング 1~5年 0.3~1μ

実際には、施工するコーティング剤によって性能は大幅に異なるため上記の表は一例となり、コーティングの持続性は保管環境や日々の洗車、メンテナンスの頻度によって大きく異なります。また、コーティング被膜の厚さについては、差別化を図るべく各社様々な数値を謳っていますが、コーティングは極端な多層施工をしても層状に積み重なっていく訳ではないため、塗布する回数を増やせば増やすほど被膜の厚さが増やすということはありませんのでご注意ください。事実、海外の有識者の間でも実際にコーティングが機能する施工回数は、3層程度までと考えられています。

セラミックコーティングの評判について

良い評判

・ピカピカに磨いてもらってから、セラミックコーティングを塗ってもらったため、納車された時よりも更に綺麗になりました。

→【著者コメント】車の美観の8割以上はコーティング施工前の磨き、ケミカル洗浄で決まります。良い仕上がりは下地処理に拘っている専門店がおすすめです。

・ものすごく撥水するため、走行中にボンネットの水玉が転がっていく様子がとても気持ちいいです。また、洗車の水分を拭きあげる際もタオルをそっと置くだけで簡単に吸水するため、以前よりも洗車の時短に繋がりました。

悪い評判

・セラミックコーティングは硬度が高いため、ライターを叩きつけても傷ができないとデモンストレーションをされましたが、実際には傷ができてしまいました

→【著者コメント】以前からよくあるデモンストレーションですが、これは「ライターの樹脂」が叩きつけた際に溶けてボディに付着しているだけで、あたかも傷と思わせるというトリックになります。そのため、実際には木の枝などで擦ってしまうと傷になってしまいます。コーティングは硬度だけでなく、滑りを良くすることで摩擦を軽減し微細な洗車傷を少なくできる程度に考えた方が良いでしょう。

・10層のセラミックコーティングを施工しましたが、ムラになっていました。

→【著者コメント】コーティングは施工すればするほど効果が倍増していく訳ではなく、定着する限界値があります。過度な施工はデメリットもありますので、施工前に様々なメーカーをリサーチすることがおすすめです。

・セラミックコーティングを施工しましたが、飛び石で傷がついてしまった。

→【著者コメント】残念ながらどのようなセラミックコーティング、ガラスコーティングでも飛び石を防ぐことはできません。飛び石を防ぐためには、コーティングよりも施工価格は高額になってしまいますが、PPF(ペイントプロテクションフィルム)にて物理的に保護する必要があります。

その他評判

・水染みが付きにくくなりました。水染みが付きやすくなりました。

→【著者コメント】こちらに関してはどちらの意見も散見されました。コーティングの種類によって大きな違いはありますが、どちらにしてもコーティング施工後はこまめな洗車、お手入れが必要です。コーティングを施工したから洗車をしなくても良いというわけではなく、もしろ施工時の美しさを維持するためにもメンテナンスは怠らないようにして下さい。

ジーテクニックについて

ジーテクニックは2001年にイギリスで量子物理学者によって設立された世界50カ国以上に展開するセラミックコーティングを主軸としたカーケアメーカーです。アメリカ、ヨーロッパ、特にイギリスのハイエンド市場では50%以上のシェアを誇っており、「ポルシェ」「BMW」「メルセデスベンツ」「アストンマーティン」「ランボルギーニ」「ベントレー」「ジャガー・ランドローバー」「フェラーリ」「ロールス・ロイス」などの新車カーディーラーにも直接、製品を供給しています。そのため、特に前述の自動車メーカーとジーテクニックセラミックコーティングの相性は折り紙付きで、世界中の自動車愛好家から絶大な支持を集めており、プライベートでも大の車好きとして知られている映画『ワイルド・スピード』のハン役で出演しているSung Kang氏もジーテクニックの熱烈なファンとして知られています。

関連記事:世界市場で認められたセラミックコーティング【クリスタルセラムブラック】

Crystal Serum Ultra

世界市場で研鑽を重ね完成した強靭なセラミック被膜が織りなす最上級セラミックコーティング『クリスタルセラム ウルトラ』は、複合的な技術に基づいて開発された世界最先端のナノセラミックコーティングです。
世界最高峰の超撥水と従来品を凌駕する圧倒的な艶、比類の無いスリック性に加えて、優れた保護性能で、車体の美しい光沢を長期間維持します。
クリスタルセラム ウルトラのパフォーマンス向上の鍵は、既存の20nmナノ粒子(1ナノメートル=10億分の1メートル)に加えて、革新的な新しい7nmナノ粒子を導入することで、コーティングの最上層を補強して厚くし、架橋剤の比率を高めることにあります。

クリスタルセラム ウルトラは、塗布することでハードなトップレイヤーとソフトなベースレイヤーの2層構造となります。ベースレイヤーは、柔軟性があり塗装面にしっかりと接着し、7nmと20nmのナノ粒子の集合体であるトップレイヤーは、ハードなセラミック被膜となります。

この柔軟性を兼ね備えた特殊な2層構造が、通常の硬度9Hコーティングを超える洗車キズに対する耐性を実現します。更に、一般的なガラスコーティング、セラミックコーティングと比較して、クリスタルセラム ウルトラは強力な洗浄薬品や鳥の糞に対する耐性も備えています。無機質のコーティングである以上、どのようなコーティング剤でも、100%雨染み(シリカスケール、ウォータースポット)の付着を防ぐことはできませんが、洗浄薬品に対する強い耐性があるため、コーティングの被膜を痛めることなく雨染みを専用のウォータースポットリムーバーで除去することができます。その結果、愛車を長期に渡り美しく維持することが可能となっています。

さらに、クリスタルセラムウルトラはその他のセラミックコーティングのように4〜10層など複数層施工する必要がなく、1層の施工で最大限の効果を発揮することが明らかになっています。この特徴により、最高品質でありながら他のセラミックコーティングと比較して施工費用を抑えることができることもクリスタルセラムウルトラが支持を集めている要因の一つです。

  • ※クリスタルセラムウルトラを複数層施工すること自体は可能ですが、メーカーの実証試験にて耐久性や効果に差は無いという結果が出ています。
  • ※クリスタルセラムウルトラは、塗装の保護を最重要事項として設計されているため、後述する優れた撥水性を付与するEXOv4コーティングをトップコートに2層施工することでジーテクニックの最上級セラミックコーティング被膜が形成されます。

また、柔軟性のあるベースレイヤーとハードなトップレイヤーの2層構造のもう一つの利点として、クリスタルセラム ウルトラは激しい熱変化 (-40℃から +250 ℃) にも高い耐性があります。

紫外線、酸性雨、花粉、黄砂など世界中のあらゆる過酷な自然環境を耐え抜き、その性能を実証してきたクリスタルセラム ウルトラが日本の環境でもお客様の愛車を強く守り抜きます。

クリスタルセラム ウルトラを誤って塗布した場合、サンドペーパーでしか取り除くことができないほど強固に塗装面に定着してしまうため、ジーテクニックジャパンのトレーニングを受けた認定の施工業者のみが取り扱うことができます。

Crystal Serum Light

クリスタルセラムライトは、クリスタルセラムウルトラの80%の性能を提供しますが、誤って塗布すると機械研磨でムラを修正する必要があります。
クリスタルセラムウルトラとクリスタルセラムライトは、光沢を与え、洗車傷を低減し、汚染物質や汚れを寄せ付けないという点で、塗装保護の頂点に立つものです。クリスタルセラムライトは、光学的に透明なセラミックを化学的に結合させた無機質の層を形成し、超耐久性、高光沢、滑らかな手触りを実現します。

一度塗布すると、従来の塗装保護製品と比較して、大幅に長い間上位90パーセンタイルに留まり、車両のメンテナンスが容易になります。更に、高密度のセラミック層は、pH2~pH12の範囲の化学物質に耐性があります。 この特性により、樹液やタール、硬水のシミなどの結合した汚染物も簡単に除去することができます。
主流のワックスや有機ポリマーコーティングとは異なり、クリスタルセラムライトは、-40℃から250℃の熱変化にも耐えることができます。
クリスタルセラムウルトラと比較すると、施工価格を抑えることができますので、ご予算や車両状態に応じて最適なものをお選び下さい。

EXOv4 Ultra Durable Hydrophobic Coating

EXOv4は、ウォータースポットや花粉の固着を軽減するコーティング被膜を形成し、洗浄薬品や洗車キズに対する強い耐性を生み出します。また、美しい光沢と素晴らしい撥水性(接触角110°)も備えています。
これらすべての特長とスワールマーク耐性を備えた EXOv4 は、ラスト サーフェス プロテクション (LSP) 技術の大きな進化によって生まれた製品です。
EXOv4は単体でも使用できますが、クリスタルセラムウルトラ、ライトもしくはC1クリスタルラッカーのトップコートとして施工することで、最高の結果を生みます。

C1 Crystal Lacquer

C1 クリスタルラッカーは、化学結合するクォーツコーティングです。 クリアコート、アクリル、ニトロセルロース、2コート、ソリッドペイント、メタリックペイント、パール、ウレタン、ポリウレタン、マットペイントなど、あらゆるタイプのゲルコート、ビニール、およびあらゆる種類の塗装に適用できます。
優れた光沢保持効果を備えた C1 クリスタルラッカーは、自動車塗装の機能表面として働きハードなコーティング被膜を形成することで、洗車傷の発生を低減します。トップコートにEXO(撥水コーティング)を施工することでより一層性能が上がります。

C1クリスタルラッカーは、光沢保持には有効ですが、光沢を高めるものではないため、マット塗装本来の色味を変えることなく施工が可能です。マット塗装以外にも、クラシックカーにも適しています。

HALO Flexible Film Coating

HALO は2年間の研究開発を経て誕生したペイントプロテクションフィルム (PPF) とラッピング車両専用のセラミックコーティングです。あらゆるフィルムメーカーと協力して開発されたHALOは、「X P E L社」「プレミアムシールド社」「S T E K社」「3M」などの主要メーカーのフィルムはもちろんのこと、多種多様のフィルムと互換性があります。ジーテクニック独自の化学結合により、柔軟で超高密度な保護膜を形成し、撥水性を付与します。
プロテクションフィルムは、コーティングよりも保護性能が高く、飛び石や洗車傷から塗装面を守ることができますが、フィルムは多孔質であるため汚れがフィルム内部に浸透してしまうことがあります。HALOを施工することにより、PPF またはラッピングの汚れや雨に対する耐性を高め、汚れの固着や紫外線による黄変を防ぐことが出来るため、プロテクションフィルムを少しでも永く綺麗に維持したい方には非常におすすめです。

通常、フィルムはグリップしやすいテクスチャーですが、HALOを施工することで表面エネルギーを完全に変換して非常に滑らかな手触りになります。
様々な環境および研究室での試験において、HALO はあらゆるグロス、マット、サテンビニール、および PPF に適応することが実証されました。また、通常のコーティングは硬化して硬くなりますが、HALOは柔軟な被膜のまま定着するため自己修復フィルムにも対応しています。さらに、スプレータイプのプロテクションフィルムにも施工することができます。

C4 Permanent Trim Restorer

C4 パーマネントトリムリストアラーは、未塗装樹脂パーツ専用のセラミックコーティングで、プラスチック粒子の化学結合を応用して樹脂パーツを保護します。
本製品は、分子構造の一部を樹脂パーツ表面の分子と結合することで優れた耐久性を備えた保護コーティングです。
市販されている多くのコーティング製品とは異なり、C4 は非常に薄い (約 30 ナノメートル) 光学的に透明な被膜のため、表面に不要なテカリが生まれません。白化してしまった未塗装樹脂を「新品のような」状態に維持します。新しい樹脂パーツに塗布すると白化や色褪せを防ぐことができます。
車両状態や保管環境によって異なりますが、おおよそ2年間効果が持続します。

C5 Wheel Armour

C5ホイールアーマーは、ブレーキダストや汚れの固着を防ぎ、ホイールを最高の状態で保護し、メンテナンスを容易にします。
C5ホイールアーマーの高密度と化学結合のメカニズムにより、優れた防汚特性を備えたセラミックコーティング被膜を形成します。
C5は600℃の高温でもその性能を維持するため、車のリムやブレーキキャリパー、マフラーの保護に適しています。C5ホイールアーマーは、マット塗装のホイールにも施工が可能です。

G1 Clear Vision Smart Glass

比較的弱い物理的な結合でガラス表面に定着する一般的な撥水コーティングとは異なり、G1クリアービジョン スマート ガラスは化学的な結合を使用しているため、比類のない耐久性を実現しています。
G1クリアービジョン スマート ガラスの撥水性機能は、雨天時の視界を改善し、安全性と眼精疲労の改善に役立ちます。また、氷や虫、樹液など、ガラスに付着した汚れを簡単に取り除くことができます。
20,000 マイル (32,000 キロメートル) 走行の耐久性があります。

後悔しない施工店選びのコツ

繰り返しになりますが、どんなに優れたセラミックコーティングでもただコーティングを塗布するだけでは最大限に愛車の美観を引き出すことはできません。逆もまた然りで、技術者に経験、スキルがあって、ケミカル洗浄や研磨に力を入れても良質なコーティングで保護しないと愛車を永く美しい状態で維持することは困難です。そのため、両方の観点から評判の良い施工業者をリサーチすることをおすすめします。

また、ガラスコーティングと同様にセラミックコーティングも無機質(厳密には無機質と有機質のハイブリッドであることが一般的)のコーティング被膜を形成する以上、有機質の汚れ(泥汚れ、油、虫の死骸、花粉など)には強い一方で、同じ無機質のスケール(ウォータースポット)の付着を完全に防ぐことはできません。そのため、セラミック・ガラスコーティングは、一度施工したら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必須です。
ご自分でコーティングメンテナンスができる方は、そのセラミックコーティング専用のメンテナンス用品が入手できるかどうか事前に確認をおすすめします。
コーティングのメンテナンスを業者に依頼する方は、長期的にその施工店に任せることができるかどうかも判断材料にした方が良いでしょう。

カーケアの先進国であるイギリス発祥のセラミックコーティングブランド「Gtechniq(ジーテクニック)」では、技術力、施工実績、作業環境などの厳格な基準をクリアした施工業者のみがプロ用セラミックコーティングを取り扱うことができる認定制度を採用しています。
コーティングメンテナンス用品のラインナップと認定施工店でのアフターメンテナンスも行き届いていますので、セラミックコーティングの施工を検討されている方は是非、下記リンクより最寄りの施工店をお調べ下さい。