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【2022年最新】
セラミックコーティングとは?
メリット・価格・おすすめの選び方を解説

2022年9月10日9月 11th, 2022Advice & Tips

日本では車のコーティングというと、まず最初にガラスコーティングが思い浮かぶ方が大半かと思いますが、近年、車好きな方や高級車のオーナー様の間では、
セラミックコーティングが人気を集めています。そこで当コラムでは、セラミックコーティングを初めて聞いた方から、実際にセラミックコーティングを施工したことがある方までご参考になるよう、基本的なことからより詳しい専門的なことまで、セラミックコーティングについて徹底解説します。

著者情報

Gtechniq Japan

ジーテクニックは、2001年にイギリスの量子物理学者によって設立された自動車用セラミックコーティングを主軸としたカーケアメーカーです。
カーディテイリングの本番でアメリカ、ヨーロッパを中心に50ヵ国以上に展開しており、特に競争の激しいイギリスのハイエンド市場では50%以上のシェアを誇っています。

ジーテクニックは、2001年にイギリスの量子物理学者によって設立された自動車用セラミックコーティングを主軸としたカーケアメーカーです。
カーディテイリングの本番でアメリカ、ヨーロッパを中心に50ヵ国以上に展開しており、特に競争の激しいイギリスのハイエンド市場では50%以上のシェアを誇っています。

セラミックコーティングとは?

セラミックコーティングとは、あらゆる自然環境から愛車の塗装を保護することを目的としたコーティング剤で、分子レベルで塗装と硬化結合することで、主に撥水性のコーティング被膜を形成する製品が主流です。その主成分は二酸化ケイ素(SiO2、シリカ)で、岩石中の石英(クォーツ)から産出する無色の化合物で構成されます。クォーツコーティングという名前を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これはその名の通り主成分である石英が由来となっています。世界中には無数のセラミックコーティングメーカー、ブランドが存在しますが、種類によっては二酸化チタン(Ti02)等が含有されている製品も存在します。

ガラスコーティングとセラミックコーティングの違い

非常に誤解を招きやすいテーマですが、成分に焦点を当てるとガラスコーティングもセラミックコーティングも主成分は同じ二酸化ケイ素(SiO2、シリカ)となります。そのため、「ガラス」「セラミック」という成分があるわけではなく、成分だけではガラスコーティングとセラミックコーティングを明確に棲み分けることは出来ないことになります。

これがガラスコーティングとセラミックコーティングの違いを考える上で、最も誤解を与えてしまう要因の一つとして挙げられます。ではなぜガラスコーティングとセラミックコーティングという異なる呼び方が存在するのでしょうか?

それは日本ではガラスコーティングという名称で普及したのに対して、海外ではセラミックコーティングという名前で普及したことが根本の要因になります。実際に、セラミックとは酸化物や炭化物などの無機化合物の総称であるため、海外ではSiO2のコーティングをセラミックコーティングと名付けたと考えられます。近年では、この海外製のセラミックコーティングが日本でも流通するようになり、車好きの方の間で愛用されています。

ガラスコーティングとセラミックコーティングの性能比較

ガラスコーティングとセラミックコーティング、それぞれに性能差はないのかと言いますと、相対的にはセラミックコーティングに軍配が上がります。理由としては、世界的な視点で見ると、イギリスやアメリカがカーケア業界における先進国であり、日々過酷な市場競争にさらされていることから、各社それぞれ優位性を築くために日夜研究開発に勤しんでいます。

日本においてもガラスコーティングの上位互換としてセラミックコーティングの名称で製品化しているメーカーも多く存在します。

しかし、ここで注意したい点は、本来はセラミックコーティングは海外におけるガラスコーティング剤の呼称でしたが、セラミック=高品質であるというイメージを利用して、ガラスコーティングを性能は旧来品と同じで、名称だけセラミックコーティングと変えて製品化しているケースもあります。このような背景から、必ずしもセラミックコーティングがガラスコーティングよりも優れていると決め付けずに、メーカーやブランドごとに事前にリサーチすることが重要です。

当コラムでは、本来の意味合いである海外製のセラミックコーティングについて徹底解説します。

関連記事:世界市場で認められたセラミックコーティング【CRYSTAL SERUM BLACK】

セラミックコーティングの
効果、メリット

メリット①
塗装を強化

車の塗装表面(クリア層)は、一見すると平滑に見えますが、実際には多孔質で顕微鏡で確認すると凹凸や極微細な穴が空いています。セラミックコーティングを施工することで、高密度かつナノ粒子のセラミック被膜を形成することで塗装表面を強化、改善することで、微細な洗車傷の付着を軽減することができます。

メリット②
薬品耐性を備えている

セラミックコーティングは、酸性とアルカリ性のクリーナーに対して耐性があります。製品により度合いは異なりますが、一般的にpH2〜3の酸性とpH11〜13のアルカリ性ケミカルに対する耐性を備えています。どんなに高価で高品質なセラミックコーティングでも時間の経過とともに通常のシャンプー洗車では落ちない汚れが蓄積していきますが、広範囲のpH領域をカバーしているため、コーティング被膜を極力痛めることなく汚れを落とすことができます。

メリット③
鮮やかな発色と美しい艶

セラミックコーティングの特徴は、まるでクリア層を追加したような重厚な被膜感を得ることができ、コーティング施工前の下地処理(ボディ研磨、ケミカル洗浄)と相俟って塗装本来のポテンシャル以上の存在感を放ちます。

メリット④
防汚性に優れている(汚れが固着しづらい)

セラミックコーティングは、無機質(厳密には無機と有機のハイブリッド)の強靭なコーティング被膜を形成することで、砂埃、泥汚れ、鳥の糞や虫の死骸など日常的に直面する有機質汚れの固着を防ぎ、日々の洗車を楽にする効果が見込めます。

セラミックコーティングは、グローバルに展開していることから、熱帯から寒帯まであらゆる自然環境を耐え抜くよう設計されています。

メリット⑤
気持ちの良い撥水性能

セラミックコーティングは、一般的に水玉が転がり落ちる撥水性能を持っています。走行中に水玉が吹き飛ぶ様子は見ていて気持ちが良いだけでなく、極軽度な砂ぼこり程度でしたら、水玉が埃を包み込んで一緒に流れて落ちていきます。※洗車が不要ということではなく、むしろ小まめに洗車をして常にボディを綺麗な状態で維持した場合にご体感できます。

セラミックコーティングの
欠点、デメリット

デメリット①
ガラスコーティングと比較して施工費用が高い

現在のセラミックコーティングは、ベースコートとトップコートの2液タイプが主流であり、さらにセラミックコーティングは輸入品になるため、単純に液剤の費用がガラスコーティングよりも高額になるだけではなく、一般的なコーティング専門店では、セラミックコーティングをハイエンドメニューとして設定していることから、ただコーティング剤を塗布するだけでなく、下地処理(ボディ研磨、ケミカル洗浄)を念入りに行うため、それだけ施工費用も高額になります。実際に、コーティング作業内容の約8割以上が下地処理の工程であると言っても過言ではありません。

デメリット②
施工日数(時間)が長い

下地処理を念入りに行うということは、それだけ施工日数もかかってしまいます。作業人員数にもよりますが、おおよそ3日〜1週間程度は車を預ける必要があります。逆に言えば、それだけ手を加えるため、数時間〜1日程度で仕上がるコーティングとは別格の仕上がりになります。

デメリット③
施工が向かない車もある

セラミックコーティングは、海外製であるため基本的には輸入車を基準に設計がされています。さらに液剤の濃度、性能が高いがゆえに、施工する車の塗装との相性が重要になってきます。具体的には輸入車は、塗装の密度が高い(強度が高い)のに対して国産車は密度が低い(強度が低い)ことが一般的で、一部の塗装密度の低い国産車では、セラミックコーティングの成分に塗装が耐えられず本来の性能を発揮しないことが起こり得ます。このような事例はごく一部の車両にしか発生しませんが、実績が豊富なコーティング専門店での施工が安心であると言えます。※一部のセラミックコーティングメーカーでは、塗装密度の低い車両専用のセラミックコーティング剤もあります。

ガラスコーティングと
セラミックコーティングの
施工費用、価格相場比較

施工場所 コーティング剤 車両サイズ 施工価格
ガソリンスタンド ガラスコーティング 軽自動車クラス 2万〜7万円
5ナンバー(小型車) 3万〜9万円
3ナンバー(大型車) 4万〜11万円
ディーラー ガラスコーティング 軽自動車クラス 5万〜9万円
5ナンバー(小型車) 7万〜12万円
3ナンバー(大型車) 8万〜18万円
コーティング専門店 ガラスコーティング 軽自動車クラス 6万〜10万円
5ナンバー(小型車) 10万〜15万円
3ナンバー(大型車) 15万〜18万円
セラミックコーティング 軽自動車クラス 8万〜15万円
5ナンバー(小型車) 13万〜18万円
3ナンバー(大型車) 17万〜25万円

上記の表のように、コーティングの価格は、施工場所やコーティング剤の種類によって大きく変わりますが、それだけではなく下地処理の工程数やボディ研磨の有無、研磨レベル(軽研磨or重研磨)によっても変動します。

一見するとコーティング専門店は高額に見えますが、専門店のコーティング施工価格には1台1台異なる車両状態に対して、最適なケミカル洗浄やボディ研磨の費用が含まれていることが一般的です。そのため、価格だけでコーティングを選んでしまうと、キズが付いている状態で、ただコーティング剤を塗布しただけだったという事にもなりかねないので、下地処理の工程数を意識して選ばれるのが良いでしょう。

セラミックコーティングの
耐久性、持続性

結論から申し上げますと、ガラスコーティングとセラミックコーティングの両方に言えることですが、コーティングの耐久性は保管環境、塗装の状態、洗車の頻度等によって大きく異なるため、お客様次第となります。

なぜこのような回答になるかと言いますと、メーカーがコーティングの耐久性を測定する仕組みに要因があります。コーティングメーカーは、主に促進耐候性試験、スクラブ耐久摩耗試験によって耐久年数を算出します。

■ 促進耐候性試験
擬似的に太陽光を模した人工光源を照射、増幅させることで、短時間で数年相当の劣化状態を予測しています。

■ スクラブ耐久摩耗試験
洗車スポンジで擦ることで、擬似的に洗車を再現します。

このように研究室での測定により耐久年数を割り出しているため、外的環境による可変要素(実環境での雨、風、砂埃など)までは再現ができず、実際にコーティングを施工した場合とでは耐久年数に差が出てしまいます。

もちろん、屋外暴露試験という実環境でのテストも行いますが、カーケア業界は日々技術が進歩しているため、製品をリリースするまで実際に数年間にわたり検証をしていては最新の技術を提供することができなくなってしまうため、総合的にデータを分析して耐久性を算出することになります。

その結果、ガレージ保管で使用頻度が少なく、こまめな洗車やメンテナンスが行き届いていればメーカーが算出した耐久性を超えることもあれば、日々のメンテナンスが全く行き届いていなければ、耐久年数は大幅に短くなってしまいます。そのため、コーティングが持続する保証期間ではなく、耐久性を示すための1つの指標程度に考えるのが良いでしょう。

セラミックコーティングに関する
よくある質問、Q&A

セラミックコーティングの被膜の厚さは?

施工回数 被膜の厚さ
セラミックコーティング 1層 0.5〜1μ
3層 1〜1.5μ
ガラスコーティング 1層 0.3〜1μ

コーティング被膜の厚さはマイクロメートル(μm)という単位が利用され、1μm=1000分の1mmとなります。上表の通り、施工回数によってある程度は差がでますが、塗布後に念入りに拭き上げるため、セラミックコーティングの被膜の厚さは、約0.5〜1.5μmとなります。

コーティングを複数回にわたり塗布すると層状に積層していくイメージがありますが、実際にはナノ分子により塗装の密度を向上させるという表現の方が近いかもしれません。4〜10層など多層施工(複層施工)するコーティング剤も存在しますが、塗装に対して定着する限界値があるため、コーティングで10〜20μmというような厚さは物理的に不可能であるというのが、世界的な有識者の見解です。

しかしながら、数値上はコーティングを施工することで被膜の厚さに大きな差は出ないように見えますが、高品質なセラミックコーティングを施工することで、塗装が強化・改善され、滑らかな手触りや深い艶も相まって、実車を目の当たりにすると数値以上の圧倒的な膜厚感をご体感頂けます。

セラミックコーティングの塗り重ね(多層施工、複層施工)とは?効果はある?

現在のセラミックコーティングは、塗装保護を目的としたベースコートと撥水性と汚れの固着を防ぐことを目的としたトップコートの異なる液剤を組み合わせて使用するのが主流です。このように製品設計の通り、目的が異なるコーティング剤を複数回施工することには効果を発揮しますが、これにも限度があるのも事実です。

実際に、セラミックコーティングは、同じ液剤が定着する限界値は、2〜3層までというのが海外市場における有識者の見解です。そのため、コーティング剤を極端に何層も施工しても、厳密には定着はしておらず効果に差は無いということになります。

過度なコーティングの塗り重ねは、性能を引き上げることが目的ではなく、売手側の施工単価を上げる思惑がありますので、十分なリサーチをお勧めします。

上表のように、複層施工する目的はカバレッジ(網羅率)を上げることが目的となります。繰り返しになりますが、コーティングの施工回数を増やせば増やすほど、効果が2倍、3倍と向上する訳ではありませんので、ご注意ください。

セラミックコーティングの硬度とは?9Hのコーティングは傷が入らない?

ガラスコーティングとセラミックコーティングのどちらにも言えることですが、コーティング剤を純粋に硬化させたものと塗装に塗布、拭き取りをした場合では、硬化したコーティング剤の厚さと形状が全く異なるため、実際の数値上の硬度表記は非常に曖昧な表現であると言えます。
身近なもので例を挙げますと、アルミ缶とアルミホイル(アルミ箔)をイメージすると分かりやすいかもしれません。どちらもアルミニウムで出来ていますが、形状と厚さが異なるため硬度には大きな差があります。

さらに、セラミックコーティングの硬度は、塗装本来の硬さに依存することも重要なポイントです。実際に、国産車の平均的な塗装の硬さ2H(鉛筆硬度)と塗装硬度4Hの輸入車に同じセラミックコーティングを施工したとしても塗装本来のポテンシャルが異なるため、施工後のコーティング硬度は全く異なるということになります。また、複層施工によるコーティング被膜の厚さに限界があることと同様に、コーティングは塗れば塗るほど硬度が上がっていくわけではありませんので、注意が必要です。

また、キズを軽減するためにはコーティングの硬度だけでなく、表面の滑りを良くして摩擦を減らすことも重要です。セラミックコーティングを施工することで、キズが付かなくなるといった過度なプロモーションにはカラクリがありますので、施工前に十分にリサーチすることをお勧めします。

コーティング施工前の塗装硬度 コーティング施工後の塗装硬度
国産車A 2H 4H
輸入車B 4H 6H

飛び石や深い傷は防げる?

結論から申し上げますと、セラミックコーティングでは飛び石を防ぐことはできません。また、深いキズや引っ掻きキズもコーティングでは防ぐことはできず、あくまで日常の洗車レベルで発生する微細な洗車キズを軽減する程度と考えてください。

飛び石や擦り傷を防ぐ選択肢としては、PPF(ペイントプロテクションフィルム)で物理的に保護するしかありません。しかしながら、プロテクションフィルムはセラミックコーティングよりも施工費用が高額であるというデメリットもあります。そのため、美観重視で塗装本来の美しさを愉しみたい方はセラミックコーティング、ご予算が潤沢にあり保護重視ならプロテクションフィルムがお勧めです。

また、ヨーロッパ、アメリカ等のカーケア先進国では、日本よりもプロテクションフィルムが普及しており、プロテクションフィルムの上からセラミックコーティングを施工することで、撥水効果を与えるだけでなく汚れやUVからフィルムを保護する技術も進んでいます。

傷は埋まる?

残念ながらセラミックコーティングを施工しても傷が埋まる、もしくは消えるということはまずあり得ません。理由としては、前述の通りコーティングの被膜は非常に薄いものであるため、傷を埋めるほどの膜厚は確保出来ないためです。

しかし、コーティングを施工することで、艶感が向上するため微細な洗車キズであれば目立ちにくくすることはできます。コーティング施工後にボディ研磨をしてしまうと、コーティング被膜も落ちてしまうため、施工前に念入りな下地処理(ボディ研磨、ケミカル洗浄)をしてもらえる専門店での施工がおすすめです。

小キズは自己修復する?

自己修復機能(セルフヒーリング)を備えたセラミックコーティングもありますが、修復できるキズは極微細な洗車キズ程度で、かつ有限的な機能であるため、あくまで本来のコーティングの効果の付随的なものと認識された方が良いでしょう。また、自己修復技術はセラミックコーティングよりもPPF(プロテクションフィルム)の分野で開発が活発に行われています。

理由としてはコーティングは無機質であるのに対して、PPFは有機質で構成されていることが大きく影響しています。自己修復の原理は、有機物の表面にキズができると、そこからポリマーが放出され光が当たることにより触媒反応によって元の状態に戻るためです。

そのため、無機質であるセラミックコーティングでは限界があり、PPFの分野の方が伸びしろがあると言われています。ただし、PPFでも同じ箇所を複数回にわたり傷がついてしまうと、ポリマーも有限であるため使い切ってしまうと修復しなくなってしまいますのでご注意ください。

紫外線をカットする?

このテーマは非常に複雑ですが、弊社ではコーティングを施工することで一定数は紫外線をカットできると考えています。以下は少し専門的な内容になりますので、ご興味のある方のみご覧ください。まず、一口に紫外線と言ってもUVA、UVB、UVCがあります。UVCはオゾン層によって吸収されることで、地表には届かないため本テーマでは除外します。

人体で例えると、UVAは日焼けを引き起こし、UVBは皮膚に浸透し炎症を引き起こすことで、癌の原因にもなります。このような現象は車でも同様に悪影響を与えます。車はプラスチック、ポリカーボネート、ポリウレタン等の有機物でできているため、高活性な状態になると劣化してしまいます。この高活性な状態とは、紫外線が当たることによって、「フリーラジカル」という現象が発生し引き起こされてしまいます。

フリーラジカルとは、ペアになっていない電子を持つ原子や分子のことで、フリーラジカルは電子が足りないため不安定であり、他の物質の電子を奪いペアになろうとする性質を持っています。これにより車を構成する素材とフリーラジカルが相互作用し、部品本来の結合が破壊されて色褪せや黄ばみ等の劣化が起こってしまうとされています。セラミックコーティングを施工することで、有機質であるクリアコートの上に無機質のコーティング被膜を形成することにより、フリーラジカルは電子的に安定したコーティング剤とは反応しないため、文字通りクリアコートを保護することが出来ます。したがって、コーティングによる紫外線カットとは、単に透過する光の量やUVA、UVBの量を測定するだけではないということです。しかしながら、効果の度合いや持続性を数値化することが難しいため、証明が非常に複雑なテーマとなっています。

有機溶剤は含まない?

結論から申し上げますと、一般的にセラミックコーティング、ガラスコーティング共に有機溶剤は含まれています。
これはコーティングが塗装に定着する仕組みが背景にあります。
無機質であるガラス・セラミックコーティングと有機質である塗装は密着力が弱いため、有機溶剤で塗装表面を溶かすことで、強固にコーティングを定着させる必要があります。
競合他社との差別化のために、セラミックコーティング=無溶剤であるというプロモーションも散見されますが、これは誤った情報であると言えます。
無溶剤を謳うコーティング剤も多く流通していますが、実際には有機溶剤の役割を果たす代替成分が含まれている(実際には、無溶剤コーティングでも溶剤の臭いを感じます)ことから無機溶剤、有機溶剤の含有に関する議論はあまり意味を成さず、実際には謳い文句ではなくコーティング施工後のパフォーマンスに焦点を当てるべきであると考えています。

セラミックコーティングのメンテナンス方法

どんなに高品質で高価なコーティングでも、綺麗な状態を維持していくためには、施工をして終わりでなく日々の洗車やメンテナンスが必須です。また、コーティングの完全硬化には時間がかかるため、なるべく施工後は水、雨に濡らさないことが重要です。さらにカーシャンプーの界面活性剤が硬化中のコーティング被膜に悪影響を与えてしまう恐れがあるため、施工後は最低1週間はシャンプー洗車はしない方が良いでしょう。

硬化系コーティングは、無機質の被膜を形成するため、ドロ汚れなど有機質汚れには強い一方、ウォータースポット(シリカスケール)などの無機質汚れには弱いとされているため、可能な限りボディの上で水が乾かないようにしてください。対策としては、汚れが付着した状態で雨が降ると徐々に汚れが固着していくため、こまめな洗車が重要です。

雨水はミネラル分が少ないため、相対的にシリカスケールの発生も少ないですが、水道水や井戸水には多量のミネラル分が含まれているため、ボディの上で乾いてしまうとすぐにシミになってしまうため、特に注意が必要です。そのため、洗車後は必ずマイクロファイバークロスで念入りに水分を拭き取る必要があります。

おすすめメンテナンス用品

G WASH(シャンプー)

コーティング施工車両に最適な中性カーシャンプーです。
気泡含有率の高い泡で塗装に固着した汚れ層を分解します。汚れ粒子の潤滑性を高めて表面摩耗を最小限にしながら、光沢保持率を向上します。水洗いだけでは汚れを落とす際に、摩擦が発生してキズの原因となりますので、シャンプーの潤滑効果が重要です。

MF4 Diamond Sandwich Drying Towel(ドライタオル)

MF4タオルは最新の乾燥技術に基づき、超ソフトな高密度ポリアミド (30%) のトップレイヤーと耐久性に優れた構造を採用しています。吸水性に優れており、ウォータースポットの付着を軽減します。

W6 Iron & General Fallout Remover(鉄粉除去剤)

ボディに鉄粉が付着すると、表面がザラザラになり平滑でなくなるため、撥水性が低下してしまいます。W6はコーティング施工車両にも使用が可能で、安全かつ効率的に鉄粉やブレーキダストを除去します。鉄粉を除去することで、低下してしまった撥水性を取り戻す効果が見込めます。

W8 Bug Remover(虫汚れ除去剤)

W8はコーティング施工車両にも使用が可能なバグリムーバーです。固着してしまった虫汚れを浮かすことで擦らずに優しく取り除くことができます。※アルカリ性のケミカルになるため、薬品耐性の低いコーティングにはご使用を控えてください。

W9 Water Spot Remover(ウォータースポットリムーバー)

W9はセラミックコーティングのメンテナンス専用に開発された製品です。定期的に使用することで塗装面のシリカスケールを取り除き、セラミックコーティング本来の撥水性能を取り戻します。※酸性のケミカルのため、慣れない方はコーティング専門店に依頼をしてください。

C2 Ceramic Sealant(スプレーコーティング)

洗車後の綺麗なボディにスプレーをして拭きあげるだけの簡単施工で優れた撥水性と艶、保護効果を与え、汚れの付着を軽減します。塗装だけでなく、窓ガラスやホイールなどあらゆる箇所に施工が可能です。

セラミックコーティングで
失敗しない評判の良い
専門業者の選び方

過度な謳い文句は危険

セラミックコーティングを施工することで数多くのメリットがありますが、コーティングは魔法のような夢の液剤ではありません。そのため、残念ながら傷や汚れを100%完全に防ぐことは現代の科学では不可能です。施工後に後悔しないよう、過度なプロモーションを真に受けないでありのままを説明してくれる施工店を選びましょう。

コーティング剤だけでなく、下地処理に力を入れている業者が安心

どんなに優れたコーティング剤を施工しても、ボディ研磨やケミカル洗浄などの下地処理が不足していては、最大限に美観を引き上げることは出来ません。コーティング剤だけでなく、下地処理に力を入れている業者に依頼することが失敗しないコーティング専門店を選ぶ重要なポイントです。

施工環境が整っている業者を選ぶ

どんなに優れた研磨技術があっても、傷が視えなければ綺麗に磨くことはできません。クオリティを重視している専門店では、微細なキズを可視化するための専門照明を完備しているため、コーティングを施工する環境も非常に重要です。

アフターフォローを任せる事ができる

コーティングは施工直後の綺麗な状態を維持するためには定期的なメンテナンスが必須です。そのため、施工後も安心して愛車を任せることができるかどうか事前に意識しておくと良いでしょう。

施工実績が豊富な業者がおすすめ

当然ですが、車は同じ車種、同じ年式のでも状態は1台1台全く異なります。
よって、施工実績が豊富な専門業者の方が、的確なアプローチや対処法の引き出しが多く仕上がりも間違いと言えます。

ジーテクニック ジャパン認定施工店もご検討下さい

ジーテクニックジャパンの認定施工店は、イギリス本国より施工実績、適切な作業環境などの厳格な審査を通過した施工店のみが取り扱いができる認定制度を採用しています。加盟金を支払えば認定資格を取得できるような制度ではなく、とことんクオリティーを重視しています。ジーテクニックでは、専用のコーティングメンテナンス用品も取り揃っていますので、長期に渡り愛車の美観を維持する体制が整っています。